旭川龍谷 41大会ぶり勝利ならず、藤平主将悔し涙「ミスでやられた」

[ 2020年12月29日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   旭川龍谷0―15山形中央 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<山形中央・旭川龍谷>後半、敵陣に切り込む旭川龍谷・藤平(撮影・大森 寛明)
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 またも白星は遠かった。旭川龍谷は3年連続で初戦敗退。FB藤平哲成主将(3年)は「何もできないまま終わった。自分たちのミスでやられた。3年連続で花園に出たからには1勝を果たしたかったが…」と悔し涙を浮かべた。

 前半2分に左隅に先制トライを許すと、同22分、25分に連続でトライを奪われた。攻撃では持ち味のスピードのあるバックス陣が本来の力を発揮できず、最後まで得点できなかった。

 10月の北北海道大会1回戦でロックの能祖陸斗(3年)が右膝前十字じん帯を断裂。試合前日には無念の欠場の能祖陸からビデオメッセージが届き、この日はベンチに背番号5のジャージーが掲げられた。試合直前には選手たちがマジックで「5陸斗」と記してともに戦ったが、41大会ぶりの勝利はならず。能祖陸の弟・旺佑(2年)はWTBで出場し、「兄のために勝ちたかった。次は1勝したい」と来年を見据えた。

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2020年12月29日のニュース