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美帆2冠!女子3000国内最高更新、500はタイム不満も絶対女王・小平抑えた

[ 2020年12月29日 05:30 ]

スピードスケート全日本選手権第1日 ( 2020年12月28日    北海道帯広市・明治北海道十勝オーバル )

<全日本スピードスケート選手権>女子500メートル表彰で2位の小平奈緒(左)と1位の高木美帆(撮影・会津 智海)
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 女子500メートルで高木美帆(26=日体大職)が37秒80で優勝した。18年平昌五輪金メダルの小平奈緒(34=相沢病院)に0秒24先着。女子3000メートルも自身の国内最高を更新する4分3秒97で制して2冠を達成した。男子500メートルでは村上右磨(28=高堂建設)が国内最高を更新する34秒47で制覇。男子5000メートルは一戸誠太郎(24=ANA)が6分23秒12で頂点に立った。

 今季初の500メートルのレース。10組中8組目で滑った高木美は暫定1位となったゴール直後に首をひねった。タイムは37秒80。最終組の小平らに抜かれず頂点に立ったが「明確に何秒という目標は立てていなかったが、もうちょっと出したかった。詰めの甘い部分が多い。世界を見た時にこの結果では“ちょっといいところ”で終わってしまう」と満足感はなかった。国内最高は小平が17年12月に記録した37秒13。目指す場所はもっと高い。

 18年平昌五輪の1500メートルで銀、1000メートルで銅メダルを手にした中距離のエース。2月の世界選手権で500メートルと1000メートルを2度ずつ滑る「スプリント」で優勝し「500メートルでもある程度のところで走れると感じた。その先は未知と感じ、その先も見てみたいと感じた」と短距離で世界と戦う気持ちに火がついた。中距離に比べ、わずかなミスが命取りとなる種目。「短い時間に全てを凝縮させる面白さを感じている」と魅力を語った。

 22年北京五輪への500メートルでの出場については「その時に自分が何をやりたいかによる。少なくとも500メートルを滑りたいと思った時に選択肢を広げられるようにしたい」と含みを持たせた。この日は3000メートルでも優勝。今大会は1000、1500、5000メートルにもエントリーする。5000メートルは微妙だが、他の2種目には出場する方針で「全部1位を狙っている。冷静に考えると欲張りだと思うが、可能性があるものはどんどんやっていきたい」と力を込めた。北京でのメダルラッシュを視野に可能性を追う。

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