出場40回の古豪・西陵 8大会ぶり勝利 2回戦は秋田工と激突

[ 2020年12月29日 05:30 ]

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   西陵22―14高知中央 ( 2020年12月28日    花園ラグビー場 )

<高知中央・西陵>後半、スクラムからパワフルな突進で、トライを決める西陵・橋本(右から2人目)(撮影・坂田 高浩)
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 西陵はクレバーさで8大会ぶりに勝利を挙げた。トンガ人留学生を擁する高知中央にボールを渡さないために、自陣でもキックを使わず。グラウンドを狭く使ってでもサポートに人数をかけて継続を続けた。No・8平野主将は「キックよりも継続の方が前に出られると試合中に気付いた」と明かした。

 後半にモールで、逆転と追加点の2トライを挙げるなど、96年度日本一らしく戦術の見極めが光った。出場40回の古豪は、2回戦で68回目出場の秋田工と激突する。

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