関西学院　兵庫県勢通算80勝目挙げる　CTB山本、3トライ含む28得点の荒稼ぎ

第100回全国高校ラグビー大会1回戦   関西学院43―０盛岡工 （ 2020年12月28日    花園ラグビー場 ）

＜関西学院・盛岡工＞前半12分、中央を突破して先制トライを決める関西学院・山本（撮影・北條　貴史）
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　関西学院のCTB山本が1人で3トライを含む28得点を稼ぎ、2度の優勝を誇る盛岡工に圧勝。8強入りした第95回大会以来、5大会ぶりの花園初戦突破を果たし、節目の兵庫県勢通算80勝目を挙げた。

　「初めての花園でみんな緊張してて動きも悪かったので、僕が前に出ることでチームに勢いを与えたいと思いました」

　序盤こそ盛岡工のペースに持ち込まれたが、前半12分に先制トライでチームに活力を注入。傑出した状況判断で得点を荒稼ぎした。

　無観客だが、全国高校選手権出場を逃したバスケットボール部から必勝祈願のダルマをもらうなど「応援されている実感はありました」と感謝。「体もみんな最後は動いていた」と次戦への手応えもにじませた。