伏見工の流れくむ京都工学院 大勝発進 40年前は平尾誠二氏でV、20年前は現監督がV 今年は…

[ 2020年10月25日 15:07 ]

<京都工学院・洛水>試合後、選手に話をする京都工学院・大島監督
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 全国高校ラグビーの京都府予選準々決勝が25日、京都府・宝が池球技場で行われ、京都工学院が洛水に74―11で大勝した。全国大会4度の優勝を誇る伏見工の流れをくむ京都工学院にとっては、2月の近畿大会以来の30分ハーフの試合。コロナ禍により、合宿もままならなかったが、テンポよくボールを動かす展開ラグビーで圧倒した。ケガ人が出たり、反則(前半5、後半7)が多かったり、反省点もあるが、主将のFB寺山廉太郎は「伏見伝統の展開ラグビーはいい部分として出たと思う」と収穫も口にした。

 節目のシーズンだ。創部60周年の今季、全国大会は第100回の記念大会。40周年だった20年前の2000年度は大島淳史監督(38)が主将として率い、3度目の全国Vを果たした。40年前の1980年度は泣き虫先生こと、山口良治監督が平尾誠二氏らの手により、宙を舞った。歓喜の瞬間が20年ごとに訪れている過去から、今季への期待は高い。寺山は部の歴史を全員で共有したといい、「伏見を知ってくれる人にとっては特別な年。60周年で100回大会ですから。全国で待ってくれるファンもいる。プレッシャーもあるけれど、ある意味楽しみです」と伝統の重みを感じながらも、前向きな言葉を並べた。

 20年前に主役を演じた大島監督も思いは同じだ。「20年前にいい経験をさせてもらった。子どもたちにもしてほしいと思っています」。この日は姿を見せなかった山口良治総監督とは連絡を取り合っており、「いろいろ大変だろうけれど、自分たちのできることを信じてやるしかないな」と背中を押されたという。

 深紅のシャツに黒のパンツ。胸の文字は「京都工学院」と変わったが、選手は自分たちのことを今でも「フシミ」と呼ぶ。脈々と受け継がれる歴史を背負い、5年ぶりの花園出場を目指す。

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