沙羅V4 「一番いいジャンプ」1回目最長不倒94・5メートル

[ 2020年10月25日 05:30 ]

ノルディックスキー・ジャンプ全日本選手権第1日 ( 2020年10月24日    長野・白馬ジャンプ競技場 )

4連覇を果たした高梨
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 男女ノーマルヒル(ヒルサイズ=HS98メートル)が行われ、女子は高梨沙羅(24=クラレ)が1回目に最長不倒の94.5メートル、2回目に93メートルを飛び、合計231.5点で4連覇した。男子は雪印メグミルク勢が表彰台を独占し、佐藤幸椰(25)が97メートル、101メートルの255.2点で6季ぶりに優勝。昨季W杯総合3位の小林陵侑(23)は6位、48歳の葛西紀明(ともに土屋ホーム)は16位だった。

 新型コロナウイルスの影響で今季は夏場に試合がなかった。高梨は待ち望んでいたシーズンの初戦で大飛躍を2回そろえ、順当勝ち。22年北京冬季五輪のプレシーズンを好発進し「やっと戻ってこられた。最初でいい感覚をつかむことができて良かった」と表情を緩めた。

 「(白馬入り後)一番いいジャンプが飛べた」と自賛した1回目は、K点(90メートル)を4・5メートル上回る最長不倒で、着地もテレマーク姿勢をピタリと決めて首位に立った。2回目は93メートルにまとめて逃げ切り、女子で単独最多となる6度目の日本一に輝いた。

 コロナ禍で飛躍練習の開始はいつもより1カ月半ほど遅れ、踏み切りのシミュレーションなど、パートナーの補助が必要な練習ができない時期もあった。大会出場はコロナで打ち切られる直前の3月10日のW杯以来。体の切れや実戦感覚は、例年のこの時期に比べて仕上がっていない。

 12月4日にはノルウェー・リレハンメルで女子のW杯が開幕し、来季には北京五輪が控える。「できることからやっていきたい」。8日に24歳となった日本のエースは、初戦で手応えを手にして一歩ずつ前進する構えだ。

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