チェン、無観客も圧巻首位「ベスト尽くせた」参考ながら“自己ベスト”111・17点

[ 2020年10月25日 05:30 ]

フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第1戦スケートアメリカ第1日 ( 2020年10月23日    米ネバダ州ラスベガス )

座席に写真パネルが設置された無観客のリンクで男子SPを演技するネーサン・チェン(AP)
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 異例のシーズンが無観客で開幕し、男子ショートプログラム(SP)では18、19年世界選手権連覇のネーサン・チェン(21=米国)が111・17点で首位発進した。新型コロナウイルスの影響で変則開催となったために国際連盟(ISU)非公認記録だが、自己ベストを上回り、羽生結弦(25=ANA)の世界最高111・82点に肉薄する高得点となった。24日(日本時間25日)にフリーが行われる。

 チェンが、キレキレの演技を見せた。ラテン調の新SP「デスペラード」。冒頭の4回転―3回転の連続トーループを鮮やかに決める。3回転半、後半の4回転フリップも当たり前のように成功させ、スピン、ステップも最高のレベル4でそろえてみせた。参考記録ながら自己ベスト110・38点を0・79点上回り、羽生の持つSP世界最高得点にあと0・65点と迫った。試合後の会見で「このような状況でも、自分のベストは尽くすことができた」と涼しい表情で語った。

 昨季と同じラスベガスの会場だが、コロナ禍のため無観客開催となった。客席にはファンの顔のパネルが並び、録音での歓声が響いて「少し変な感じ」と振り返るが、リンク上で集中を切らさなかった。スケートに集中するため、名門エール大を休学して臨む、22年北京五輪のプレシーズン。SP同様に新曲となるフリーに向け「できる限り自分のベストを」と気持ちを切り替えていた。

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