照ノ富士「予想より上がっちゃった」幕尻から前頭筆頭「その分、頑張らないと」

[ 2020年8月31日 13:24 ]

オンラインで番付発表の会見に臨んだ照ノ富士
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 大相撲7月場所で12勝を挙げ、5年ぶり2度目の復活優勝を果たした元大関の照ノ富士が31日、秋場所(9月13日初日・両国国技館)の新番付発表に合わせて東京都江東区の伊勢ケ浜部屋でオンラインの会見に臨んだ。幕尻の東前頭17枚目から東前頭筆頭まで番付を上げ「かなり予想より上がっちゃったという感じ。これぐらいやってくれると思って上げてくれたと思うので、その分、頑張らないといけない」と意欲を示した。

 前頭筆頭は通常、序盤戦から横綱、大関陣との対戦が組まれる。勝ち越せば三役復帰も見えてくる。「やってきたことを信じてやるだけ。できるだけ多く勝って、チャンスを逃さずつかみたい」。白鵬、鶴竜はそれぞれ4度破っているが、いずれも大関、三役での勝利。三役復帰を前に、初金星も視野に入れている。

 両膝のケガや糖尿病などで大関から序二段まで番付を落としたが、わずか8場所で大関が視界に入ってきた。元大関の意地があるかと問われると「そういう意地とかは既に序二段の時に捨てている」と答え、「自分のやったことを信じてぶつけていくだけ」と目の前の勝負に全力を尽くすことを強調した。

 両膝の状態は万全ではない。それでも、7月場所が終わるとほとんど休まずにトレーニングを開始した。「安治川親方(元関脇・安美錦)が現役の時、“場所が終わったら来場所が始まっているから”と言われていましたから。ケガをしている人しか分からないと思うが、2日、3日休んだりすると逆に痛くなるので。できるだけ休みを長く入れないようにというのは意識してやっている」。同じくケガで苦しんだ兄弟子の言葉を胸に、稽古と筋力トレーニングに励んでいる。

 秋場所の目標は「まずは勝ち越し。そこから2桁、その上というのはある。常に意識して、毎日、毎日を大事にしていきたい」と言い切った。感動的な7月場所の優勝に続き、土俵で輝くことを目指していく。

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