ナゲッツ対ジャズ戦は最終戦へ マーリーが50得点 クリッパーズは6季ぶりに1回戦を突破

[ 2020年8月31日 12:20 ]

50得点を挙げたナゲッツのマーリー(AP)
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 NBAは30日、フロリダ州オーランドで東地区準決勝の1試合と西地区1回戦の2試合を行い、西地区全体3位のナゲッツは119―107(前半61―56)で6位のジャズを下して3勝3敗。勝負は最終の第7戦に持ち込まれた。

 ナゲッツは第4戦で50得点、第5戦で42得点を挙げたガードのジャマール・マーリー(23)が7本の3点シュートなどで50得点をマーク。マーリーは第4戦でも50得点、第5戦では42得点を記録しており、プレーオフで3試合連続で40得点以上をマークしたのは2001年にアレン・アイバーソン(76ers)が東地区決勝2試合とファイナル1試合で達成して以来(46→44→48)、19年ぶりの出来事となった。

 ジャズはドノバン・ミッチェル(23)がマーリーを上回る9本の3点シュートなどで44得点を挙げたものの、3勝1敗から連敗。第4Qに入ってマーリーを抑え込むことができなかった。

 西地区全体2位のクリッパーズは111―97(前半57―51)で7位のマーベリクスに勝って4勝2敗。カワイ・レナード(29)が33得点、14リバウンド、7アシスト、5スティールを挙げて勝利に貢献し、6季ぶりに地区準決勝に進出した。

 221センチのクリスタプス・ポルジンギス(25)を膝の故障で欠くマーベリクスは、ルカ・ドンチッチ(21)が38得点、9リバウンド、9アシストと奮闘したが、2011年のファイナルで優勝して以来、ポストシーズンでは5回連続で1回戦敗退となった。

 4季連続で東地区準決勝に駒を進めた3位のセルティクスは2位ラプターズを112―94(前半59―42)で退けて先勝。21得点のジェイソン・テータム(22)を含めて先発全員が2ケタ得点を挙げ、一度もリードを許さない「WIRE・TO・WIRE」で昨季のファイナル王者に快勝した。

 セルティクスはレギュラーシーズンでラプターズに対して3勝1敗。オーランドに来てからは2戦2勝で、この2試合ではまだ一度もリードを奪われていない。

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