東京五輪延期…どうなる販売済みチケット 武藤事務総長「十分配慮していきたい」

[ 2020年3月25日 05:30 ]

東京五輪開幕までの日数を伝える新橋駅前の大型モニター。日付が25日に変わり、日数は「121日」に(撮影・尾崎 有希)
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 東京五輪延期で大会組織委員会は新たな実施時期を見据えた態勢づくりを急ぐ構えだ。影響が大きいのは高倍率だった観戦チケットの販売で既に五輪、パラリンピックとも数回にわたる抽選で大部分を販売済み。武藤事務総長は「結論は出ていませんが、すでに入手された方には十分配慮していきたい」とし、延期で観戦できなくなる可能性を含め「決してご迷惑をかけないような対応をしたい」と話した。

 約8万人のボランティアも延期による生活環境の変化などで参加できなくなるケースも予想される。今年1月時点で3400人超で8000人態勢で本番を迎えようとしている組織委に関しては「大変重大な問題」と漏らした。

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2020年3月25日のニュース