米子工 悲願の1勝遠く…14トライを許し零敗 須山主将「相手が強かった」

[ 2019年12月27日 15:38 ]

第99回全国高校ラグビー第1日、1回戦   米子工0-82黒沢尻工 ( 2019年12月27日    花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 米子工・黒沢尻工>前半、厳しいタックルに突破を阻まれる米子工・菊島(撮影・北條 貴史)
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 全国の壁は厚かった。14トライを許した米子工・後藤真樹監督は「前半はゴール前まで攻め込んで、いい終わり方が出来たが、それを後半に繋げることが出来なかったのが残念。後半の入りのところで立て続けにトライされ、リズムが崩れ、タックルもルーズになった」と試合を振り返った。

 2年連続9回目の花園だったが、悲願の1勝は遠かった。米子東で2度花園を経験し、慶大でもプレーした後藤監督が今季就任。鳥取県外にも対戦相手を求め、実戦で経験を重ねてきたが、鳥取勢2勝目も果たすことは出来なかった。

 HO須山賢吾主将(3年)は「チャンスはあったが、押し切れなかった。相手が強かった」と昨年の桐生第一戦(0―110)に続く零封負けに唇を噛み締めた。「でも3年間一緒にやった仲間と花園に来ることが出来たのは良かった。後輩たちが勝ってくれると信じています」と前を向いていた。

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2019年12月27日のニュース