ウィザーズが八村の“先輩”と電撃契約 元レイカーズのジョナサン・ウィリアムズを補強

[ 2019年12月27日 09:13 ]

今季のサマーリーグにロケッツの一員として参加したジョナサン・ウィリアムス(AP)
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 故障者続出に苦しむNBAウィザーズが26日、敵地デトロイトでのピストンズ戦を前にして、昨季レイカーズで24試合に出場したフォワード兼センターのジョナサン・ウィリアムズ(24=206センチ、103キロ)と電撃契約。同選手は現在「鼠径(そけい)部の挫傷」で戦列を離れている八村塁(21)と同じゴンザガ大(ワシントン州)の出身で、八村とは2年間、チームメートだった。

 ウィリアムズはミズーリ大からゴンザガ大に転校。4年生として迎えた2017年シーズンには13・5得点、8・リバウンドをマーク。その後、レイカーズとマイナーGリーグとの「2―WAY契約」を締結し、昨季は“メジャー”で6・5得点、4・1リバウンド、“マイナー”のサウスベイ・レイカーズでは15・2得点、8・7リバウンドをマークしていた。

 今年のサマーリーグではロケッツの一員として出場したが契約は見送られ、その後イスラエル・リーグで18試合に出場して11・8得点、9・1リバウンドという成績を残していた。ポジション的には八村とほぼ同じ。大学の先輩とは言え、八村にとってはチーム内のライバル的存在になる可能性も出てきた。

 八村を含む8選手が故障と処分で不在となっているウィザーズの緊急補強はウィリアムズが2人目。23日にはGリーグでプレーしていたゲイリー・ペイトン2世(27)と契約し、同選手はすでにニックス戦に出場して10得点、11リバウンド、5アシスト、6スティールをマークしている。

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2019年12月27日のニュース