飯田 零敗で花園4勝目ならず…井原主将「フィジカルの差がそのまま点差に」

[ 2019年12月27日 16:46 ]

第99回全国高校ラグビー第1日・1回戦   飯田0―35大分東明 ( 2019年12月27日    花園ラグビー場 )

<大分東明・飯田>敗戦に肩を落とす飯田フィフティーン(撮影・大森 寛明)
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 2大会ぶり9度目の出場の飯田(長野)は初出場の大分東明(大分)に零封負けし、2大会ぶりの花園4勝目はならなかった。ロック井原啓太主将(3年)ら4人が1年時に主力として花園1勝を経験。同校過去最強とも言われる布陣で臨んだが、“聖地”での1勝は遠かった。

 「フィジカルの差がそのまま点差になってしまった感じです。外国人をうまく止めきれませんでした」

 井原主将が試合を振り返る。FW8人の総体重差は74キロと劣勢。1メートル93、115キロのNo・8セコナイヤ・ブル(2年)らフィジーからの巨漢留学生2人を擁する大分東明の接点の強さにボールを動かす持ち前の攻撃ラグビーを封じられた。

 「準備してきたプレーはたくさんあったんですけど、出せませんでした。後輩にリベンジしてほしい」とバックスリーダーのCTB横前耕太郎(3年)は悔し涙。横前、井原ら現3年生の多くが国公立大への進学を目指している。平日の全体練習は週2回という厳しい文武両道の高校生活はこれで一区切りとなった。

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2019年12月27日のニュース