リーチ母校・札幌山の手 初戦突破で「ビクトリーロード歌いたい」

[ 2019年12月27日 05:30 ]

第99回全国高校ラグビー

合同練習を行った札幌山の手と旭川龍谷の選手たち
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 全国高校ラグビー大会の代表者会議が26日、大阪市内であり、ユニホームの確認などが行われた。日本代表リーチ・マイケル主将(31=東芝)の母校、札幌山の手(南北海道)はきょう27日の開幕日に高鍋(宮崎)と戦う。フランカー原田季弥主将(3年)は、初戦を突破して「ビクトリーロードを歌いたい」と宣言した。

 ビクトリーロードは、日本代表のチームソングでW杯を機に広まった。同校は、地方大会の準決勝、決勝の後に歌い、花園でも“凱歌”とする計画だ。

 そのW杯では、主力の部員12人が、札幌ドームでの2試合でボールボーイを務めた。世界を間近に感じ、「国を背負うすごさを感じた」と刺激を受けたことが、2年連続18回目の出場につながった。

 最低気温が氷点下の地元を離れ、25日に関西入りした。「こっちは暖かい」と練習に熱がこもる。目指すは「ベスト8」。No・8タモエフォラウを中心にFWが強く、堅守も光る。リーチ先輩に、勝利の歌声を届ける。  (倉世古 洋平)

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2019年12月27日のニュース