U18女子は西軍圧勝 前後半にトライの長利主将「シンプルなプレーを目指した」、21年W杯意識

[ 2019年12月27日 13:08 ]

U18女子東西対抗ラグビー   西軍31―0東軍 ( 2019年12月27日    花園ラグビー場 )

U18女子東西対抗で31-0で勝利した西軍主将・長利
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 全国高校ラグビーの開会式後に行われたU18女子ラグビー東西対抗(15人制)で、西軍が攻守に圧倒した。

 前半2分に22メートル付近のラックから左に展開し、SH北岡が先制トライを決めると、同10分には右ラインアウトからモールで押し込み、No.8鈴木が右サイドを突いてトライ。前半ロスタイムにはハーフライン付近から縦につないで、長利主将がトライを決めた。

 先発メンバー中、13人が石見智翠館。呼吸が合ったことが完勝につながった。後半6分にもトライを決めた長利主将は「激しく、シンプルなプレーを目指した。みんなでつないでくれて、トライを決めることが出来た」と笑顔を見せた。神奈川県出身。桐蔭学園と仙台育英でプレーした兄の影響で女子ラグビーを続け、来春には慶大に進学。クラブチームの東京山九フェニックスでラグビーを続ける予定だ。

 2021年には女子ラグビーW杯があるだけに「そこを意識して、体を張ったラグビーをしたい。ずっと関わることが出来れば」と長利主将は花園でのプレーから、さらなるレベルアップを誓っていた。

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2019年12月27日のニュース