コストルナヤ 驚異の89.86点でSP首位!男子の首位上回る 2位はシェルバコワ、3位トルソワ

[ 2019年12月27日 23:57 ]

コストルナヤ
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのロシア選手権は27日、クラスノヤルスクで女子ショートプログラム(SP)が行われ、GPファイナルで優勝したアリョーナ・コストルナヤ(16)が89.86点の高得点をたたき出し、首位に立った。アンナ・シェルバコワ(15)が79.93点で2位、アレクサンドラ・トルソワ(15)がシーズンベストの76.46点で3位と、GPファイナルで表彰台に立った3人が上位を占めた。最終17番で滑走したエフゲニア・メドベージェワ(20)は71.08点で5位。

 第2グループの先頭で登場したコストルナヤは、冒頭のトリプルアクセルから、3回転ルッツ、3回転フリップ―トーループの連続ジャンプと全てのジャンプを完璧に決め、技術点51.55点をマーク。シーズンベストとなる89.86点で、国際連盟非公認ながら自身がGPファイナルSPでマークした世界最高得点の85・45点を4点以上も上回る高得点だった。また、今大会で男子SP首位のマカール・イグナトフがマークした88.88点を上回る驚異の得点となった。

 競技活動の休止を表明した2018年平昌冬季五輪女王のアリーナ・ザギトワは欠場。ロシア選手権の結果は、欧州選手権(来年1月・グラーツ=オーストリア)や世界選手権(来年3月・モントリオール)代表選考の材料となる。

続きを表示

2019年12月27日のニュース