嘉風、引退会見で「悔いしかない」 土俵断念の右膝負傷はイベントが原因

[ 2019年9月17日 05:30 ]

家族と写真に納まる元嘉風の中村親方(右)(撮影・西海健太郎)
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 12日に引退した元関脇・嘉風の中村親方が都内で会見を開き「37歳まで現役を続けられるとは想像できなかった。ありがたい相撲人生」と約16年の現役生活を振り返った。

 引退の原因となった6月の右膝などの負傷は、渓流下りのイベントで起きたもので「地元の佐伯市(大分県)をPRする企画でケガをした」と明かした。負傷による右腓骨(ひこつ)神経まひは「装具をつけなければ歩行することも難しい」という状態。「土俵に戻りたいとリハビリを続けたが、諦めざるを得ない状況になった」と引退を決意した。「悔いしかない」と土俵への未練を口にした。

 思い出の一番は、新小結だった14年夏場所9日目の大関・稀勢の里戦。「目いっぱい出し切って負けた。その声援が負けた相撲で一番だった」。ファンに喜ばれる相撲にこだわってきた男らしく、敗れながらも館内を沸かせた取組を挙げた。

 今後は後進の指導に当たるが、親方になったことには「実感が湧かない」という。まだ手術も必要なため「指導する立場に早く戻れるようにリハビリを続けたい」と話した。

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