文田、2年ぶり世界王者 東京五輪へ「最高のスタート切れた」

[ 2019年9月17日 21:56 ]

<レスリング世界選手権2019・4日目>男子グレコローマン60キロ決勝、優勝し歓喜の文田(撮影・会津 智海)
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 レスリングの東京五輪予選を兼ねた世界選手権第4日は17日、カザフスタンのヌルスルタンで行われ、男子グレコローマンスタイル60キロ級で五輪代表に決まった文田健一郎(ミキハウス)が決勝で昨年覇者のセルゲイ・エメリン(ロシア)を破り、2017年大会59キロ級以来2年ぶりに世界王者となった。グレコの日本勢で2度目の優勝は初めて。

 文田は第1ピリオドで0―5とリードを許すも、得意の投げ技、ローリングで逆転した。

 ▼文田健一郎の話 気持ちがいい。勝利自体にも価値があるし、まだまだ自分がレベルアップできるところを見つけられ、すごくプラスになった試合。(東京五輪に向け)最高のスタートが切れた。五輪王者をしっかり見据えて1年間、自分の強化に使いたい。

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