大関復帰を目指す貴景勝勝ち越し 八角理事長「稽古総見の時は大丈夫かなと…」予想優勝ラインは3敗

[ 2019年9月17日 19:51 ]

大相撲秋場所10日目 ( 2019年9月17日    両国国技館 )

<大相撲秋場所10日目>正代(手前)に押し倒しで勝利した貴景勝(撮影・島崎忠彦)
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 大関復帰を目指す貴景勝が正代を押し倒して勝ち越しを決めた。同時に2敗を守り賜杯レースの首位に並んだ。

 立ち合いで正面から当たって相手の体を起こすとそのまま前に出ながら土俵に転がした。

 館内で見守った八角理事長(元横綱・北勝海)は「今日なんか最高の立ち合い。相撲はだんだん良くなっている。(場所前の)稽古総見の時は大丈夫かな、(15日間)つとまるかなと思っていたが、やっぱり気持ちが強い」と感心したように話した。

 1敗でトップを走っていた隠岐の海、明生の平幕2人が敗れ優勝争いは2敗でトップに5人が並ぶ大混戦となっている。「上位3人(貴景勝、御嶽海、朝乃山)が本命だと思うけど、朝乃山はまだ相撲に甘いとことがある。2人(貴景勝と御嶽海)は離れて取るタイプ。安定感が…。だから(優勝ラインは)3敗かなと思う」と予想していた。

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2019年9月17日のニュース