22年北京冬季五輪、パラリンピックのマスコット発表 パンダと灯籠をイメージ

[ 2019年9月17日 21:33 ]

発表された2022年北京冬季五輪の大会マスコット
Photo By 共同

 2022年北京冬季五輪・パラリンピック組織委員会は17日、パンダと灯籠をイメージした大会マスコットを発表した。中国の習近平指導部はマスコットを通じて北京五輪を盛り上げ、景気浮揚や国威発揚にもつなげたい考えだ。

 五輪マスコットのパンダの名前は「ビンドゥンドゥン」。愛らしくて活発な選手の精神と、高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに代表される科学技術を表現。パラリンピックのマスコットの灯籠は「雪容融(シュエロンロン)」。世界の文化と融合する寛容さを表したという。

 発表の式典であいさつした陳吉寧北京市長は「(マスコットは)世界文明の交流、相互理解を進める美しい願いを表現した」と強調。式典には韓正筆頭副首相と国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長も出席した。

 中国メディアによると、マスコットの一般公募には国内外から約5800件の応募があり、最終候補には小中学生の作品も含まれていたという。

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