明生、隠岐の海が黒星 御嶽海、貴景勝、朝乃山と2敗5人が優勝争いトップに

[ 2019年9月17日 18:02 ]

大相撲   秋場所10日目 ( 2019年9月17日    両国国技館 )

<大相撲秋場所10日目>佐田の海(左)に寄り倒しで敗れる隠岐の海(撮影・久冨木 修)
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 大相撲秋場所10日目は17日、東京・両国国技館で行われ、1敗だった平幕の隠岐の海(34=八角部屋)、明生(24=立浪部屋)が相次いで敗れた。2敗力士5人がトップグループを形成することになった。

 前日、全勝が途切れた隠岐の海は佐田の海(32=境川部屋)に寄り倒しで敗れ、明生は初顔合わせの剣翔(28=追手風部屋)に上手投げで敗れた。

 一場所での大関復帰を目指す貴景勝(23=千賀ノ浦部屋)は正代(27=時津風部屋)を押し倒しで下し勝ち越し。“復帰”へあと2勝となった。11目は栃ノ心(31=春日野部屋)と対戦する。

 カド番の大関陣は豪栄道(33=境川部屋)が阿炎(25=錣山部屋)に押し出しで敗れ4敗目。栃ノ心は千代大龍(30=九重部屋)を寄り切りで下し5勝5敗とした。

 御嶽海(26=出羽海部屋)は玉鷲(34=木瀬部屋)をはたき込みで下し2敗を守った。11日目は竜電(28=高田川部屋)と対戦。中盤になって調子を上げて来た朝乃山(25=高砂部屋)は初顔合わせの志摩の海(30=木瀬部屋)を寄り切りで下し8勝目。11日目は北勝富士(27=八角部屋)と対戦する。人気者の炎鵬(24=宮城野部屋)は琴恵光(27=佐渡ケ嶽部屋)を寄り切りで破り3連敗でストップ、6勝目を挙げた。

 優勝経験のある御嶽海、貴景勝、朝乃山に平幕の隠岐の海、明生の5人が2敗で並走している。

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