令和最初のクイーン・勝が昨年から変えた“モノ”とは?

[ 2019年6月14日 05:30 ]

令和最初のクイーンに輝いた勝みなみ
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 “黄金世代”の勝みなみ(20=明治安田生命)は5月のパナソニックオープンレディースを制し、令和最初の女王に輝いた。3週後の中京テレビ・ブリヂストンレディースでは、2日目に大会コースレコードを1打更新する62をマーク。今季2勝目を挙げ、世界ランキング50位以内が出場できる全米女子オープンの切符を獲得し、初出場ながら22位という成績を収めた。

 躍進を支えているのは今季から使用している「スリクソン Z785」ドライバーだろう。「飛距離も伸び、打球の方向性も向上した」という言葉通り、昨季90位だったフェアウエーキープ率を大幅に向上させ、ドライビングディスタンスの順位との合計で算出するトータルドライビングで現在12位をマーク(昨季は58位)。得意のパターに加え、ティーショットの安定がスコアメークに大きく貢献している。

 これまでのスリクソンといえば、プロや上級者が使うアスリート向けのイメージが強いが、今回の「Z85」シリーズは幅広いゴルファーが使えるモデルに変身している。ボールのつかまりや打球の上がりやすさが向上し、従来の操作性などの性能に“やさしさ”が加わった。

 大幅に進化したのがヘッド部分だ。理想的なたわみと強い反発力を生み出すカップフェース構造で高反発エリアが拡大。芯が広いので初速のアップだけでなく、高い寛容性を実感できる。さらにスリクソン史上初のカーボンクラウンを採用。クラウンの軽量化で生まれた余剰重量を再配分することで、上下左右の慣性モーメントが高まり、打球の直進性が上がった。

 黄金世代の“旗手”畑岡奈紗に並ぶエースとして躍進を続ける勝。大きな進化を遂げたドライバーとともに、今後の活躍から目が離せない。

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