皆川博恵 8連覇で世界切符獲得 一度は引退考えるも20年見据え「東京五輪があると思っている」

[ 2019年6月14日 21:35 ]

レスリング全日本選抜選手権 第2日 ( 2019年6月14日    東京・駒沢体育館 )

 女子76キロ級決勝 対戦する鏡優翔(下)と皆川博恵
Photo By 共同

 9月の世界選手権(カザフスタン)代表選考会を兼ねて行われ、女子76キロ級は皆川博恵(31=クリナップ)が鏡優翔(17=JOCエリートアカデミー、帝京高)を3―1で下し、8連覇で世界切符を獲得した。

 17、18年世界選手権3位のベテランが意地を見せた。13日の予選リーグで敗れた17歳に雪辱を果たし「昨日は自分から入らずに楽して点を取ろうとして、情けない試合をしてしまった。主に気持ちの面。“負けちゃいけない”から“勝ちたい”に気持ちを変えることができた」と汗を拭った。

 第1ピリオドで相手のアクティビティタイム(30秒間無得点だと相手に1点)中に片足を取って場外に押し出し、2点を先取して試合を優位に進めた。守りに入った終盤の内容は反省も、72キロから階級を上げたばかりの若手に貫禄を示し「年の差がある分、経験を積んできたことが強み。経験を生かせました」と振り返った。

 6度目の世界選手権出場を決めた重量級の第一人者は「もっと点を取りに行かないと。この試合だと世界はほど遠い」と引き締め直す。リオ五輪代表を逃した16年は「やめようと思った」と明かしつつ「やっぱり楽しいので。レスリングが好きだという思いを持って日々の練習に取り組んだ先に、東京五輪があると思っている」と20年を見据えた。

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