サンウルブズ リーグ最下位確定…今季国内最終戦、規律乱れ7連敗

[ 2019年6月2日 05:30 ]

<サンウルブズ・ブランビーズ>ホーム最終戦に敗れたサンウルブズフィフティーン
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 スーパーラグビー今季国内最終戦のサンウルブズは、同じオーストラリア・カンファレンス1位のブランビーズに19―42で敗れて7連敗(通算2勝12敗)。2試合を残してリーグ全体最下位(15位)が確定した。後半は反則を多発し、相手が得意とするラインアウトモールで3トライを奪われ勝負あり。昨季の3勝超えも、後がなくなった。

 マシレワの1トライ2アシストの活躍があっても、一泡吹かせるのが精いっぱいだった。前半こそ12―21で折り返したが、後半は規律が乱れ、相手得意の形に持ち込まれて完敗。スコット・ハンセン・ヘッドコーチ代行は「規律を守れば、そういうこと(被トライ)もなかった」と話したが、反則を犯さざるを得ないのも力量ゆえだった。メンバーを固定できず、シーズン終盤となりチーム力はダウン。途中出場のフランカー松橋も頻繁なメンバーの入れ替わりについて「(悪影響は)ありました」と断言した。代表強化の“犠牲”となった一年だが、一番の犠牲者はお金を払って応援し続けたファンだろう。

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2019年6月2日のニュース