錦織 次戦“破壊王”を警戒「トリッキーな選手」

[ 2019年6月2日 05:30 ]

テニス全仏オープン第6日 ( 2019年5月31日    パリ・ローランギャロス )

<全仏オープン第6日>笑顔で会見する錦織圭(撮影・小海途 良幹)
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 4時間26分の激闘を制した3回戦から一夜明け、錦織はリカバリーに専念した。2年ぶり3度目の8強を懸けた4回戦の相手がペールとなり「次も大変。トリッキーな選手」と警戒。身長1メートル96のペールの武器は両手バックハンドでフォア気味のボールを回り込んで打つほどの自信を持つ。ドロップショットも巧みだ。

 昨夏のシティ・オープン1回戦ではラケットを7度地面に叩きつけて破壊。ATP(男子プロテニス協会)から1万6500ドル(約180万円)の罰金を科され、米テニスメディアが選ぶ「ラケット破壊ランキング」で1位に輝いた。錦織にとって今大会3度目のフランス勢との対戦。感情と好不調の波が激しい相手だけに、地元で調子に乗せればやっかいだ。

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