ウォリアーズが西地区決勝で白星発進 カリーが9本の3点シュートで36得点

[ 2019年5月15日 12:58 ]

弟のセス・カリーをマークする兄ステフィン・カリー(AP)
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 NBAの西地区決勝が14日、にオークランド(カリフォルニア州)でスタート。5連連続で決勝に駒を進めた1位のウォリアーズが116―94(前半54―45)で3位のトレイルブレイザーズを退けて先勝した。

 ウォリアーズはケビン・デュラント(30)とディマーカス・カズンズ(28)の主力2人を故障で欠く布陣だが、ステフィン・カリー(31)が3点シュートを15本中9本成功させて両軍最多の36得点をマーク。30得点以上は今ポストシーズン4度目で、クレイ・トンプソン(29)も3本の3点シュートなどで26得点を稼いでデュラントらの穴を埋めた。カリーの30得点以上は今ポストシーズンで4回目。ドレイモンド・グリーン(29)も12得点、10リバウンド、5アシスト、3ブロックショット、2スティールと攻守両面でチームを支えた。
 
 ウォリアーズが中3日で決勝初戦を迎えたのに対し、準決勝シリーズでナゲッツと最終戦まで戦ったトレイルブレイザーズは中1日での試合。ティップオフから5―0とリードしたものの、試合の中盤から後半にかけてはリズムを作れなかった。

 オークランド出身のデイミアン・リラード(28)は19得点、準決勝の最終第7戦で37得点を記録したC・J・マッカラム(27)は17得点どまり。チームの3点シュートの成功率はウォリアーズが51・5%(33本中17本)だったのに対し、バックコート陣の“長距離砲”が武器でもあるトレイルブレイザーズは25・0%(28本中7本)に終わった。

 ステフィン・カリーの実弟、セス・カリー(28)は19分の出場で3得点。4本放った3点シュートの成功1本のみの得点で、地区決勝では史上初となった兄弟対決は兄に軍配が上がった。

 なおどちらを応援するかはコイントスで決めるとしていたカリー兄弟の父で元ホーネッツのデル・カリー氏(54)はウォリアーズのユニフォーム、隣にいた同兄弟の母でカリー氏の妻、ソニアさんはトレイルブレイザーズのユニフォームを着てスタンドに座っていた。

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