女子単4回戦 石川はチームメイトに敗れ「情けない」 佐藤は中国勢苦しめるも

[ 2019年4月25日 08:46 ]

卓球・世界選手権個人戦第4日 ( 2019年4月24日    ハンガリー・ブダベスト )

<世界卓球・女子シングルス4回戦>杜凱栞(後方)に敗れ、肩を落とす石川(撮影・吉田 剛)
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 女子シングルス4回戦で石川佳純(26=全農)がチームメイトに敗れた。Tリーグの木下で一緒のユニホームを着た杜凱栞(22=香港)に、フルゲームで屈し「情けない」と下を向いた。

 手の内をよく知る相手に、サーブで翻弄された。「レシーブがうまくできなくて、ずっと迷っていた」。先に2ゲームを取られる苦しい立ち上がり。巻き返したものの、勝ちきれなかった。過去2回ある8強を超えるべく6度目の舞台に臨んだが、初の表彰台はならなかった。

 カット型の佐藤瞳(21=ミキハウス)は世界ランキング4位の王曼イク(20=中国)を苦しめながらも、2―4で敗れた。ラリーで隙を見て反撃し、会場から何度も大きな拍手を受けた。しかし、「昨年のスウェーデンでフルゲームで敗れているので」と競ったことへの喜びはない。「あした頑張ります」と、気持ちをダブルス準々決勝へ切り替えていた。

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