宮川紗江、パワハラ騒動後の初試合へ「少しでもいい演技を」

[ 2019年4月25日 18:51 ]

全日本選手権を前に取材に応じた宮川
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 体操の個人総合で争う全日本選手権(群馬・高崎アリーナ)は26日に男女予選、28日に決勝が行われる。女子で16年リオデジャネイロ五輪代表の宮川紗江(高須クリニック)が25日、会場で取材に応じた。

 13日に右脚を痛めて状態は万全からは程遠い。精密検査は受けていないが、「骨が痛い、何かなっているかも」とした上で「やれることを諦めずに頑張っていきたい」と気合を入れた。

 昨夏、日本協会の当時の女子強化本部長だった塚原千恵子氏、夫の光男副会長からパワハラを受けたと主張。第三者委員会の調査の結果、パワハラは認定されなかったが、大騒動に発展した。昨年7月1日の全日本種目別選手権以来、299日ぶりの復帰戦。「プレッシャーは感じているけど、そんなに重く受け止めずにできている」と話した。

 高須クリニック所属で出場する日本最高峰の舞台。ジャージーやユニホームには自身の希望で社名の前にCMでおなじみの「Yes!」の文字を入れた。高須克弥院長は予定が合わずに試合観戦できないというが、「サポートしてくれる人がたくさんいるので、少しでもいい演技を見せたい」と闘志を高めていた。

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2019年4月25日のニュース