伊調馨 世界女王・栄寧寧とは別ブロック、決勝まで対戦なし…初戦は韓国選手

[ 2019年4月25日 15:43 ]

笑顔で練習会場を引き上げる伊調馨(撮影・中出健太郎)
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 レスリング・アジア選手権(中国・西安)の女子57キロ級(26日)の組み合わせ抽選が25日に行われ、2年8カ月ぶりに国際大会に復帰する五輪4連覇の伊調馨(ALSOK)は同級の世界女王・栄寧寧(中国)とは別のブロックに入った。10人が出場する同級で、伊調は初戦の2回戦で韓国選手との対戦が決定。準決勝では昨年のアジア大会優勝のヨン・ミョンスク(北朝鮮)との対戦が濃厚で、栄寧寧とは決勝で当たる可能性がある組み合わせとなった。

 伊調はこの日、試合会場の施設で約1時間ほど体を動かし、笑顔で引き上げた。一方、午後になって練習を開始した栄寧寧は試合前の日本メディアの取材を断り、カメラを向けると気にするなどピリピリムードを漂わせた。

 この日は女子5階級が行われ、日本勢は50キロ級の入江ゆき(自衛隊)、55キロ級の五十嵐彩季(至学館大)、59キロ級の稲垣柚香(至学館高)、68キロ級の土性沙羅(東新住建)、76キロ級の皆川博恵(クリナップ)の5人全員が夜の決勝へ進出した。

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2019年4月25日のニュース