白鵬の三本締めはけん責処分 師匠・宮城野親方は3カ月間報酬減額

[ 2019年4月25日 05:30 ]

呼び出しを受け臨時理事会の会場に入る白鵬(撮影・西尾 大助)
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 日本相撲協会は都内で臨時理事会を開き、春場所千秋楽の優勝インタビューの最後に三本締めを行った横綱・白鵬(宮城野部屋)を、懲戒では最も軽いけん責処分とした。師匠の宮城野親方(元幕内・竹葉山)は報酬減額処分とし、3カ月間、10%減額となった。

 コンプライアンス委は「けん責相当」の処分意見を答申。理事会では、17年九州場所の優勝インタビューの際に万歳三唱を行って厳重注意を受けていたことも重視し、答申通りの処分とした。

 白鵬はこの日、理事会に出席。「何もありません」と話したという。八角理事長は「大相撲は礼節を重視し、人間的なものを大切にしてきた。そういう伝統と秩序、礼節と様式美を、横綱だからこそ率先して守ってほしいと白鵬に伝えた」とのコメントを出した。

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2019年4月25日のニュース