シャトーブリアン効果?加藤美優が20歳の快進撃 台湾勢連続撃破で初8強

[ 2019年4月25日 09:02 ]

卓球・世界選手権個人戦第4日 ( 2019年4月24日    ハンガリー・ブダベスト )

<世界卓球・女子シングルス4回戦>軽快な動きを見せる加藤(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 女子シングルスの加藤美優(20=日本ペイント)が台湾キラーになった。山場だった3回戦、世界ランキング8位の鄭怡静(27)に4―2で勝利。4回戦は同24位の陳思羽(25)にストレート勝ちした。同国の主力を立て続けに撃破し、前回の16強を上回る8強を決めた。

 「ここまで絶対に来たいと言っていた。それを達成できてうれしい」

 日本を出発する前に20歳になった。今月14日の誕生日は、家族と都内の料理店へ。牛ヒレ肉の中でも高級部位の「シャトーブリアン」に舌鼓を打った。気持ちをかなり高めていた。それと同時に、節目の年齢を迎え「チャンスをつかみに行きたい」と、今大会の上位進出を二十歳の誓いとしていた。

 代表選考会を勝ち抜いてつかんだハンガリーの切符。25日の準々決勝で強敵・劉詩ブン(28=中国)に勝ち、サクセスストーリーを作り上げたい。

続きを表示

この記事のフォト

2019年4月25日のニュース