豪風 負け越し決定で十両残留ピンチ…進退は「自分一人では決められない」

[ 2019年1月21日 15:38 ]

大相撲初場所9日目 ( 2019年1月21日    東京・両国国技館 )

豪風
Photo By スポニチ

 39歳のベテラン、西十両12枚目の豪風(尾車部屋)が西幕下3枚目の若元春(25=荒汐部屋)に押し出しで敗れ、負け越しが決まった。立ち合いで当たったあとに押し込まれ、肩透かしで転がしたが、先に足が出た。「目いっぱい当たって、精いっぱいやった結果」と振り返った。

 幕下と対戦するのは、初土俵から3場所目で新十両だった02年秋場所以来、16年4カ月ぶりだったが、前に攻める相撲が取れなかった。番付は下に2枚しかなく、十両残留に後がない状況となった。

 今場所が初土俵から100場所目のベテラン。「立ち向かっていく気持ちはあるが、自分たちは結果で生きている。負け越した責任は大きい。自分一人でここまで来たわけじゃない。そこを含めていろいろ考えなければいけない。自分一人では決められない」と神妙な表情だった。

続きを表示

2019年1月21日のニュース