錦織、5時間5分フルセットタイブレークで大逆転「どう戦ったのか分からない」「皆さんも大変でしたね」

[ 2019年1月21日 21:35 ]

5時間超の死闘を制し、疲れ切った表情で歓声に応える錦織(AP)
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 テニスの全豪オープン第8日が21日、オーストラリア・メルボルンで行われ、男子シングルス第8シードで世界ランキング9位の錦織圭(29=日清食品)が4回戦に臨み、第23シードで同23位のパブロ・カレノブスタ(27=スペイン)と対戦。6―7、4―6、7―6、6―4、7―6で逆転勝ちし、4大大会10度目の8強入りを果たした。2セット奪われた第3セットタイブレークから試合をひっくり返す劇的勝利となった。

 最終セットはタイブレークに突入。5―8とピンチを迎えたが、逆転した。

 試合後のインタビューは以下の通り。

――激闘を振り返って。

 「何と言ったらいいのか分からない。非常にタフな試合だった。どうやってブレークバックしたのか、どう戦ったのか分からない。最高の試合をした」

――5時間5分の試合時間。

 「タフな試合だった。今日は長いラリーもあって。明日しっかりとリカバリーしたい」

――2セットダウンからの逆転。

 「悔しかったが、1セットずつ取り返そうと気持ちを切り替えた」

――最終セットのタイブレークも5―8とビハインドの展開。

 「やばいなと思ったが、サーブが入ればと。レシーブもできたし、最後は集中してプレーできた」

――最後まであきらめない、奮い立たせているものは何か。

 「無心でやっているだけ。2セットダウンしてもあきらめずに戦えた」

――次戦に向けて。

 「いいテニスができているので、しっかりとリカバリーして臨みたい」

――ファンにメッセージを。

 「声援ありがとうございました。5時間座っているのは大変だったと思う。僕も大変だったが、皆さんも大変でしたね。また応援よろしくお願いします」

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