李娜さん アジア出身選手で初の殿堂入り 4大大会シングルス2勝

[ 2019年1月21日 15:26 ]

現役時代の李娜さん=2014年撮影 (AP)
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 国際テニス殿堂は21日、4大大会の女子シングルスで2度の優勝を果たした李娜さん(36=中国)ら3名の殿堂入りを発表した。アジア出身選手の殿堂入りは初。式典は7月に行われる。

 李娜さんはツアー通算9勝をマーク。2011年に全仏オープン、14年には全豪オープンを制し、4大大会のシングルスにおいて、初めて優勝したアジア出身選手としてテニス史に名を刻んだ。ツアー最高位は14年に記録した2位。だが、膝の故障に悩まされ、同年に現役引退を表明した。

 李娜さんの他、マリー・ピエルスさん(44=フランス)とエフゲニー・カフェルニコフ氏(44=ロシア)の殿堂入りも決定。ピエルスさんは4大大会の女子シングルスで、1995年の全豪オープンと2000年の全仏オープンを制し、ツアー通算18勝をマーク。カフェルニコフ氏は4大大会の男子シングルスで1996年の全仏オープンと99年の全豪オープンを制し、ツアー通算26勝を挙げた。

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