スーパーボウルのみどころ 戦前の予想はペイトリオッツ有利 QB&監督の年齢差も注目

[ 2019年1月21日 14:54 ]

ブレイディーとともに過去5度のスーパーボウル制覇を達成しているペイトリオッツのベリチック監督(AP)
Photo By AP

 第53回NFLスーパーボウル(2月3日=アトランタ)に出場する2チームが決まった段階で各ブックメーカーが最新オッズを更新。ブックメッカ―の統合比較サイト「オッズチェッカー」での優勝オッズは、3年連続11回目の出場となるペイトリオッツが1・9倍で、17年ぶり4回目の出場となったラムズは2・1倍となった。ブックメーカー大手「ウィリアム・ヒル」のオッズでもペイトリオッツの1・8倍に対してラムズは2・1倍。ただし米ラスベガスのブックメーカーでもほとんど互角のオッズがオファーされており、「接戦」という見方が強まっている。

 今回の対戦で注目されるのはQBと監督の年齢差。ともに9回目の大舞台となるペイトリオッツのQBトム・ブレイディー(41)とビル・ベリチック監督(66)の年齢合計は「107」だが、ラムズのQBで2016年のドラフト全体トップ指名のジャレッド・ゴフ(24)と、2季目を迎えているショーン・マクベイ監督(32)の年齢合計は「56」。チームの命運を握る2人のキーパーソンには約2倍の年齢差がある。

 マクベイ監督の誕生日は1986年1月24日。その2日後に初めてスーパーボウルを経験したのがペイトリオッツで、今回は運命的な対決という雰囲気も漂っている。同監督はアトランタでの決戦は33歳で迎えるが、それでもペイトリオッツのブレイディーより8歳年下。第53回大会は「老練」と「若さ」がぶつかり合う一戦となる。

 ともにオフェンス力のあるチーム同士で、総合オフェンスではラムズがリーグ2位でペイトリオッツは5位。ペイトリオッツは不安視されていたランでも、ドラフト1巡目(全体31番目)に指名された新人のソニー・ミシェル(23)が好調でリーグ5位(ラムズは3位)の好成績を残した。

 QBブレイディーとロブ・グロンコウスキー(29)、ジュリアン・エデルマン(32)を中心とする実力派のレシーバー陣以外にも選択肢があるところが強み。AFC決勝でもパスとランを巧みに組み合わせてチーフスを延長の末に退けている。

 ただし両軍ともに守備面では弱点があり、総合ディフェンスはラムズが32チーム中の19位で、ペイトリオッツは21位。カンファレンス決勝でも相手に短時間で簡単に攻められてしまう場面があり、本番までの2週間で修正すべき課題が残されている。

 ラムズがペイトリオッツのリズムを狂わせるにはQBブレイディーへの圧力が不可欠だが、今ポストシーズンの2試合でブレイディーの被サック数は0。オフェンスラインの奮闘が光っており、この“厚い壁”を突破できるかどうかが勝敗を分けることになりそうだ。

続きを表示

この記事のフォト

「大坂なおみ」特集記事

「羽生結弦」特集記事

2019年1月21日のニュース