静岡聖光学院「主体性」で初戦突破 佐々木監督も「しびれました」

[ 2018年12月28日 15:43 ]

第98回全国高校ラグビー第2日・1回戦   静岡聖光学院22―16高鍋 ( 2018年12月28日    東大阪市・花園ラグビー場 )

<全国高校ラグビー 高鍋・静岡聖光学院>前半19分、追撃のトライを決め、フィフティーンと抱き合って喜ぶ静岡聖光学院・望月琉(左)(撮影・北條 貴史)  
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 静岡聖光学院が身上とする「主体性」で初戦を突破した。

 5―11で迎えたハーフタイム(HT)。主将のSO高成田光(3年)、ゲーム主将のCTB小林大悟(3年)を中心に「もっと陣地を取っていこう」と話し合うと、後半は風上も生かしてキックを有効に使い、FW陣が埼玉県大会のツイッターの映像を参考に採り入れたモールを軸に逆転に成功した。

 県大会同様、HTに指示を送らず選手の対応能力に託した佐々木陽平監督(41)は「しびれました」と笑顔。30日、シード校・黒沢尻工(岩手)戦に向け「ディフェンスをしっかり」と意気込んだ。

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