沙羅 今季最高2位、1回目首位「徐々に良くなってる」

[ 2018年12月16日 05:30 ]

ノルディックスキー W杯ジャンプ女子 ( 2018年12月15日    フランス・プレマノン )

W杯ジャンプ女子個人第4戦で2位に入った高梨
Photo By 共同

 個人第4戦(ヒルサイズ=HS90メートル)が行われ、平昌五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が87・5メートル、85メートルの合計250・7点で今季最高の2位に入った。平昌五輪銀のカタリナ・アルトハウス(ドイツ)が1回目の2位から逆転し、合計260・3点で今季2勝目、通算6勝目を挙げた。伊藤有希(土屋ホーム)は10位、岩渕香里(北野建設)は19位、丸山希(明大)は23位。1回目に勢藤優花(北海道ハイテクAC)は33位、岩佐明香(日大)は36位で2回目に進めなかった。

 1回目にK点(81メートル)を大きく越える87・5メートルを飛んで今季初めて首位に立った高梨。2回目は85メートルと距離が伸びなかったが、今季最高となる2位に踏みとどまった。開幕戦3位も、第2戦は自身初というスーツの規定違反で失格となり、第3戦は6季ぶりの2桁順位となる11位。だが「攻める気持ちを忘れない」と臨んだ一戦で、復調の兆しが見えた。「徐々に良くなっている。(次戦は表彰台の真ん中に)立ちたい」とさらなる巻き返しを誓った。

続きを表示

2018年12月16日のニュース