関学大2年ぶり大学日本一!“エース代役”RB三宅が勝利貢献「自分の番が来たと…」

[ 2018年12月16日 19:34 ]

アメリカンフットボール・大学日本一決定戦「第73回甲子園ボウル」 ( 2018年12月16日    甲子園球場 )

<甲子園ボウル 関学大・早大>第2Q、41ヤードランしTDを決める関学大RB三宅(21) (撮影・奥 調)
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 西日本代表の関学大が東日本代表の早大を37―20で下し、2年ぶり29度目の優勝を果たした。

 関学大攻撃陣が層の厚さをみせた。エースRB山口祐介(4年)を負傷で欠きながらも、リーグ戦では控えに回っていた2年生RB三宅昴輝が9回のランで103ヤードを獲得。第2Qには鮮やかな41ヤードのTDランを決め、勝利に大きく貢献した。

 「2枚目は常に準備しておけ、と言われていた。自分の番が来た、と思い切って走った」

 TDランはスピードを生かして右サイドを駆け抜けてから、冷静に左へ切り返して早大DFを振り切った。「相手を移動させてから左へ」と、イメージ通りの走りだった。

 山口からは「おまえ、試合に出るぞ。好きなところを走ったらいい」と励まされた。後日グラウンドで再会したときには、「パスプロテクションションなどを教えてもらいました」と振り返り、感謝していた。

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