桃田賢斗3年ぶりVならず、世界2位の地元中国選手にストレート負け WTファイナル

[ 2018年12月16日 17:47 ]

男子シングルス決勝 ポイントを奪われ膝をつく桃田賢斗
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 バドミントンのワールドツアー(WT)ファイナル最終日が16日、中国・広州で行われ、男子シングルス決勝で世界ランキング1位の桃田賢斗(24=NTT東日本)が同2位の石宇奇(22=中国)と頂上決戦。12―21、11―21で敗れ、3年ぶり2度目の優勝はならなかった。

 過去の対戦成績は桃田の3戦全勝と相性のいい相手だったが、石宇奇の精度の高いショットに苦戦。第1ゲームは6連続ポイントを許すなど12―21で今大会初めてゲームを落とした。

 第2ゲームも地元観衆の大声援で勢いに乗った相手を止めることができず。桃田自身も珍しくミスを連発しストレート負けを喫した。

 ◆桃田 賢斗(ももた・けんと)1994年(平6)9月1日生まれ、香川県出身の24歳。福島・富岡高卒。7歳でバドミントンを始める。15年世界選手権男子シングルス3位。16年4月に発覚した違法賭博問題による出場停止処分でリオ五輪出場を逃す。代表に復帰した18年は8月の世界選手権で金メダル獲得。9月には世界ランキング1位となった。左利き。1メートル75、68キロ。

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