レイカーズで2人が同時にトリプルダブル グリズリーズの渡辺は出番なし

[ 2018年12月16日 14:32 ]

通算75回目のトリプルダブルを達成したレイカーズのジェームズ(AP)
Photo By AP

 NBAは15日に各地で7試合を行い、レイカーズは敵地シャーロット(ノース・カロライナ州)でホーネッツを128―100(前半57―50)で下して18勝11敗。ロードでは7勝7敗となりチームは西地区全体の単独4位に浮上した。

 レイカーズではレブロン・ジェームズ(33)が30分の出場で24得点、12リバウンド、11アシストをマークし、2季目のロンゾ・ボール(21)も35分の出場で16得点、10リバウンド、10アシストを記録。40―17と圧倒した第3Q終了時点で28点差をつけ、今季のロードの成績は7勝7敗となった。

 トリプルダブルはジェームズが通算75回目でボールは3回目。同じ試合でレイカーズの2選手が個人記録3部門に2ケタの数字を残したのは、1981年1月22日のピストンズ戦でマジック・ジョンソン(26得点、16リバウンド、12アシスト)とカリーム・アブドゥルジャバー(19得点、10リバウンド、10ブロックショット)が達成して以来、38季ぶりの出来事となった。

 ホーネッツは14勝15敗。チームの得点リーダー、ケンバ・ウォーカー(28)は今季自己最少の4得点に終わった。

 グリズリーズは地元メンフィス(テネシー州)でロケッツに97―105(前半40―61)で敗れて16勝13敗。渡辺雄太(24)は前夜のヒート戦に続いてNBAで8回目のベンチ入りを果たしたがこの日も出番はなかった。

 それでもGリーグ・ハッスルのチームメートで、ドラフト2巡目(全体32番目)に指名された新人ガードのディボン・カーター(23)がNBAでは初出場。デビュー戦では22分出場して11得点を挙げるなどで存在感を示した。

 ロケッツは14勝14敗。ジェームズ・ハーデン(29)が32得点、12リバウンド、10アシストで2試合連続、今季3回目のトリプルダブルを達成し、3連敗のあと3連勝を飾って2週間ぶりに勝率を5割に戻した。

 なおピストンズは8連勝中だったセルティクスを破って連敗を6で阻止。一時、西地区全体で首位に立っていたクリッパーズはサンダーに敗れてここ6戦で5敗目を喫し、5位にまで順位を下げた。

 <その他の結果>

*マジック(14勝15敗)96―89ジャズ(14勝16敗)

*ピストンズ(14勝13敗)113―104セルティクス(18勝11敗)

ブルズ(7勝23敗)98―93*スパーズ(15勝15敗)

*サンダー(18勝10敗)110―104クリッパーズ(17勝12敗)

*サンズ(6勝24敗)107―99ティンバーウルブス(13勝16敗)

 *はホームチーム マジック対ジャズ戦はメキシコ開催

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月16日のニュース