坂井 19年テーマは「脱」、中国・昆明高地合宿へ

[ 2018年12月16日 05:30 ]

 競泳のリオ五輪男子200メートルバタフライ銀メダリストの坂井聖人(23=セイコー)がプレ五輪イヤーとなる19年のテーマに「脱」を掲げた。中国・昆明で高地合宿を行うため、15日に現地入り。羽田空港で取材に応じ「今年は精神的にきつかった。来年はそこから脱出したい」と視線を上げた。

 今年は右肩の痛みに悩まされ、代表から落選した。8月には痛みの原因となっていたガングリオン(良性の腫瘤=しゅりゅう)の摘出手術を受け、2カ月近く練習ができないなど苦しいシーズンを経験。一年を振り返る漢字には「肩」を挙げ「合宿ではラスト50メートルを強化したい。最近は泳ぎがしっくりきているので、崩れないように慎重に頑張りたい」と語った。

続きを表示

2018年12月16日のニュース