石川遼 68で4打差の2位浮上 「3年前(の優勝)よりチャンスは少ないかな」

[ 2018年11月30日 15:27 ]

男子ゴルフツアー・ゴルフ日本シリーズJTカップ第2日 ( 2018年11月30日    東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

<ゴルフ日本シリーズJTカップ2日目>16番、ティーショットを放つ石川遼(撮影・沢田 明徳)
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 3打差の7位から出た石川遼(27=CASIO)が68で回り、2位に浮上した。Y・E・ヤンが67で回り、通算8アンダーで首位を守っている。

 石川は「きょうの前半はバタバタしていた感じがありました。10番でいいティーショットが打てたり、12、13、14番あたり(でスコアを崩さなかったこと)が何とか我慢できた部分かなと思います」と振り返った。

 4打差ながら十分優勝を狙える位置まで追い上げてきた。ただ、プレー内容にはついては満足していない。「一歩間違うと全然違うようなスコアになっていると思うので。自分としては納得できないかなと思います。それでもこういうスコアで、1打でも少なくあがるということに対して挑戦できている感じはあります」

 選手会長の仕事を兼務しながら乗り越えてきたシーズン。昨年は宮里が選手会長としてシーズン締めくくりのこの大会で優勝している。「プレーしているときは自分が選手会長なんだということは何も関係ない。プレーに入ったら一選手としてしのぎを削っているだけ。客観的に見ると、一歩引いて見ると“あの人選手会長だよ”というのはありますけど、その程度です」と特別な意識はない。

 日本シリーズは3年前に優勝するなど相性は悪くない。「あのとき(3年前)も初日から凄く良かったというわけではないですし、カシオで優勝争いをしていい状態できていましたけど、凄くはまっている感じではなかった。でも3年前はいつでもたくさんバーディーを取れるようなゴルフをしていました。そこは少し今週の方がチャンスは少ないかなという感じです」と冷静に分析。ただ、気持ちは常に前向きだ。「(2日目終了時の)スコア的には3年前とは変わらないと思うので。勝ったときは3日目、最終日がスコア的に良かったけど、内容的にも良かった。今回もいい内容にできるんじゃないかという、いい方向にいってる感覚もあります。明日も納得できるような一打一打を積み重ねていくだけ」と話していた。

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2018年11月30日のニュース