同組賞金王争い明暗 今平7位、逆転狙うノリス最下位…

[ 2018年11月30日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 日本シリーズJTカップ第1日 ( 2018年11月29日    東京よみうりCC=7023ヤード、パー70 )

日本シリーズJTカップ第1日 1番、ティーショットを放つノリス(右)の打球を見つめる今平(撮影・沢田 明徳)
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 賞金ランクトップの今平と、同2位のノリスの同組対決は明暗を分けた。3人の3位タイ以上なら賞金王が決まる今平は、出入りの激しいゴルフながら首位と3打差の7位。11番でボギーが先行も、12番でチップインバーディーを奪うと16、17番の連続バーディーで68まで戻し「12番で立ち直れた」とホッとした表情を浮かべた。

 逆転賞金王へ優勝が条件となるノリスは、3番でダブルボギーを叩くなど前半39と乱れ、最終18番も3パットで75。最下位29位タイという結果に「ひどい一日だった」とうなだれた。首位とは10打差で優勝は難しく、今平の初タイトルが濃厚。それでも目指すのは現在57位の世界ランキングを年末の時点で50位以内に上げ、来年のマスターズの出場権を獲得すること。今平は「優勝しないと厳しい。簡単なミスをせず、取れるところを取りたい」と意気込んだ。

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2018年11月30日のニュース