タカマツ、追い続けた先輩フジカキの背中に涙「寂しい」

[ 2018年11月30日 05:30 ]

バドミントン全日本総合選手権第3日 ( 2018年11月29日    東京・駒沢体育館 )

女子ダブルス2回戦で敗退し、高橋礼、松友組(右側)と健闘をたたえ合う藤井、垣岩組
Photo By 共同

 “フジカキ”とのメダリスト対決を制して8強入りした“タカマツ”も、試合後は涙を流した。

 藤井・垣岩組のロンドン五輪銀メダルに刺激を受けて、16年リオデジャネイロ五輪で戴冠。高橋は「先輩たちがロンドンで銀を獲って自分たちは金を獲りたいと思った。メダリスト対決はなかなかない。幸せな試合だった」と振り返った。高校を卒業し“タカマツ”がナショナルチームに入った頃、“フジカキ”は雲の上の存在だった。「最初は歯が立たなくて練習相手にもならないくらい」と振り返った松友は、「寂しいけど、試合ができて幸せ」と言う。背中を追い続けてきた先輩の思いも背負い、これからもコートで躍動する。

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2018年11月30日のニュース