全国ご当地マラソン協議会アンバサダーにアドベンチャーランナーの北田雄夫氏就任

全国ご当地マラソン協議会アンバサダーに就任した北田雄夫氏
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　世界７大陸アドベンチャーマラソンを日本人で初走破した“アドベンチャーランナー”の北田雄夫氏（３４）がこのほど、全国ご当地マラソン協議会のアンバサダーに就任し、今月２３、２４日にインテックス大阪で行われた「大阪マラソンＥＸＰＯ２０１８」の同協議会ブースで来場者にＰＲを行った。

　北田氏は「自分の可能性に挑戦したい」という思いから１４年にアドベンチャーマラソンの世界に飛びこみ、翌年に日本人で初めて「ＴＨＥ　ＴＲＡＣＫ」（豪州・５２１キロ）に挑戦し、世界１０位となったほか、昨年日本人初となる世界７大陸アドベンチャーマラソンを達成する快挙を成し遂げた。

　世界でまだ日本人が見たことのない景色を見てきた北田氏は「国内外で多くの大会に参加してきましたが、日本には素晴らしいロケーションやグルメ、観光、そしておもてなしの心…と、各地域の特色を生かした大会がまだたくさんあります。実際にマラソン大会に参加して、見て、感じて、触れて、マラソンのだいご味を楽しんでいただきたい」と話す。

　全国ご当地マラソン協議会は昨年８月に、各地の市民マラソン大会の連携を目的に発足し、観光庁が推進する「テーマ別観光による地方誘客事業」の選定テーマとして昨年、本年度と選ばれている。現在、協議会の趣旨に賛同した２０大会が加盟。同協議会の辻井洋代表は「全国４７都道府県にまずは１大会ずつ加盟大会を増やし、地方の観光資源、文化を本協議会の活動を通じて広げていきたい」と、さらなる活動に向けて意欲満々だ。

　今回の大阪マラソンＥＸＰＯに出展した同協議会ブースでは加盟大会関係者も来場し、大会チラシの配布をはじめ、外国人ランナー向けのアンケート調査も実施。今後は２月に同協議会が主催するマラソンをテーマにした「マラソンサミットｉｎジャパン」や「東京マラソンＥＸＰＯ２０１９」でのブース出展など、活動を加速させていく。