“次世代セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ59位 “元祖”アン・シネも51位で終戦

[ 2018年11月30日 22:38 ]

最終18番で1メートルのバーディーパットを外してさえない表情のユ・ヒョンジュ
Photo By スポニチ

 日本女子プロゴルフツアーの来季の出場権を懸けた最終予選会は30日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6456ヤード、パー72)で最終ラウンドを行った。“次世代セクシー・クイーン”ユ・ヒョンジュ(24=韓国)は2バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの76とスコアを崩し、前日の22位から通算2オーバーの59位まで順位を落とした。“元祖セクシー・クイーン”アン・シネ(27=NOWON)も通算2オーバーの51位で終戦。推薦出場を除けば来季前半戦の出場試合数は両セクシー・クイーンともに4試合前後となりそうだ。

 ユ・ヒョンジュは最終18番で1メートルのバーディーパットを外して大きくため息をついた。通算1アンダーで迎えた14番パー4(371ヤード)では第1打を左へ大きく曲げてダブルボギー。ここで集中力が切れた。



 「あのダブルボギーを叩いてから流れを引き戻すことができませんでした。最終予選会ならではの緊張感があって……。平常心を心掛けたんですけど、自分の中ではそれができませんでした。日本で出られる試合があれば出たいと思います」



 スコアカード提出後、力なくこう話した。日本ツアーの3次予選会の日程が韓国のツアー最終予選会と重なっていたため日本ツアーを優先。覚悟の参戦だったが、思うような成果を得られなかった。そのユ・ヒョンジュが来季目指すには日本の下部ツアーに当たるステップ・アップ・ツアーでの賞金女王。この日までステップ・アップ・ツアーの存在そのものを知らなかったが「そういう制度があるならこれから是非参戦を検討したいです」と前向きだ。



 今季のステップ・アップ・ツアーは21試合。賞金女王に輝いた“黄金世代”河本結(20=エリエール)は1800万円余を稼ぎ出し、来季前半戦の出場権を獲得した。ユ・ヒョンジュが参戦するようなら大きな話題になりそうだ。



 ▼51位アン・シネ ツアー予選会は私にはちょっと合わないみたいですね。80センチくらいのパットをたくさん外してしまいました。日本で出られる試合は出ようと思います。ツアー予選会を受けるのは今年が最後になると思います。(来季はシード権を持つ韓国ツアーが主戦場になる)

続きを表示

2018年11月30日のニュース