黄金世代・桃香7位浮上、“貯金”にも「気を抜かない」

[ 2018年11月30日 05:30 ]

LPGA最終予選会 通算5アンダーの7位に浮上した三浦
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 日本女子プロゴルフツアーの来季の出場権を懸けた最終予選会は29日、兵庫県加東市の東急グランドオークGC(6456ヤード、パー72)で第3ラウンドを行った。“黄金世代”の三浦桃香(19=フリー)は4バーディー、2ボギーの70で回り、前日の18位から通算5アンダーの7位に浮上。来季前半戦出場の目安となる35位以内へ大きな貯金を持って最終日を迎える。同じ“黄金世代”小滝水音(20=静ヒルズCC)が通算8アンダーで大西葵(24=YKK AP)とともに首位に立っている。

 白いおでこが虫に刺されて赤く腫れている。「かきむしりたいのに」と歯がみした三浦だが、ゴルフは堅調。3番パー3(150ヤード)では7Iのスリークオーターショットでピンそば1メートルにつける技ありのバーディー。5番パー4(377ヤード)で第2打をバンカーに打ち込みボギーを叩いたが、その後もバーディー先行のゴルフを続け、目安の35位とは4打差。首位も狙える位置で3日目を終えた。

 それでも三浦にいつもの笑顔はない。「余裕なんかないです」。前夜は午後9時に就寝したが、30分後には目が覚めてしまい、そこから歯磨き、パターの素振りなどを挟みながら布団に潜り込んだが、結局、眠ることができず、神経はずっと張り詰めたままだ。「しっかり気を抜かないでやらないと。胸が痛いです」。残り18ホール。神経を擦り減らす戦いが続く。

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2018年11月30日のニュース