18年ぶり関取月給増額へ、6〜7% 相撲協会理事会

[ 2018年11月30日 05:30 ]

 日本相撲協会は29日、都内で理事会を開き19年1月から十両以上の関取の給与を月額で6〜7%増額させると決めた。給与アップは01年以来18年ぶり。横綱の月給は6・4%上がり、282万円から18万円増えて300万円となった。大関は234万7000円から250万円に。十両は103万6000円から110万円にそれぞれ上がった。

 相撲協会は11年の八百長問題を筆頭に不祥事が続発。深刻な人気低迷に陥り、給与は据え置かれてきた。しかし最近は2年連続全90日間の満員御礼を記録し、芝田山広報部長(元横綱・大乃国)は「力士は一番の目玉。待遇の改善とともに、土俵の充実を図っていかないといけない」と説明した。なお、元横綱で元貴乃花親方の花田光司氏(46)への退職金などは12月11日の評議員会で決定する。

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2018年11月30日のニュース