高梨、好飛躍で予選首位 W杯ジャンプ女子今季初戦

[ 2018年11月30日 08:51 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は29日、リレハンメルで個人第1戦(ヒルサイズ=HS98メートル)の予選が行われ、平昌冬季五輪銅メダルの高梨沙羅(クラレ)が96メートルを飛び、138・5点で首位となった。

 風雪で不安定な天候の中、直前の公式練習を回避した高梨は、ヒルサイズまで2メートルに迫り、2位に飛距離換算で約7・5メートルの大差をつけた。開幕に向けて状態の良さを示したが「内容的にはそこまで満足いくものではない。もう少しスムーズに踏み切って、空中まで入っていければよかった」と表情を引き締めた。

 岩渕香里(北野建設)は15位、岩佐明香(日大)は21位、伊藤有希(土屋ホーム)は37位で通過した。勢藤優花(北海道ハイテクAC)はスーツの規定違反で失格。丸山希(明大)は51位で落選した。(共同)

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2018年11月30日のニュース