大也 山ごもり効果、50バタで自己新!合宿から帰国即好記録

[ 2018年11月24日 05:30 ]

水泳 東京スイミングセンター招待公認記録会第3日 ( 2018年11月23日    東京辰巳国際水泳場 )

女子200メートル自由形で優勝し、取材に応じる池江璃花子
Photo By 共同

 50メートルバタフライで瀬戸大也(24=ANA)が23秒91の自己ベストをマークし、2位になった。米フラッグスタッフでの約3週間の高地合宿から22日に帰国したばかり。体調が万全ではない中で、好記録を出した。200メートル自由形は池江璃花子(18=ルネサンス)が1分57秒37で優勝した。

 山ごもりの疲れに打ち勝ち、瀬戸が23秒91の好タイムを記録した。

 標高約2100メートルの米フラッグスタッフでの合宿から22日に帰国。午後9時に就寝したが、この日は午前4時に一度、目が覚めた。予選前のアップでは普段以上に脈拍が上がり「目がチカチカした」と言う。体調が万全ではない中、決勝では「0秒1ぐらい」自己ベストを更新した。

 24、25日は200メートル個人メドレーなど4種目に出場予定。400メートル個人メドレーで4連覇の懸かる世界短水路選手権(12月11〜16日、中国・杭州)に向けて調整は順調で「ベストが出たのはしっかり練習ができている証拠」と語った。

 《璃花子“本業”V》女子200メートル自由形は池江が1分57秒37で頂点に立った。スタートからトップを泳ぎ、課題の後半もテンポを落とさずにフィニッシュ。今大会は第1日に200メートルバタフライで10位、第2日に200メートル背泳ぎで4位。専門外の種目で厳しいレースを強いられたが「200メートルのバタフライとバック(背泳ぎ)に出たことで、200メートル自由形の恐怖心が減りました」と距離に対する苦手意識が減りつつあることを強調した。

続きを表示

2018年11月24日のニュース